共同募金は、「赤い羽根募金」として広く知られています。市民の皆さんのご理解とご協力をいただき、市内の社会福祉施設や、ボランティア団体などの福祉活動団体、小地域で福祉のまちづくりを展開する団体や町内会等の活動を支援するために行う募金(寄付金)です。
赤い羽根募金運動は、1947(昭和22)年に始まり、70年以上にわたって行われている全国的な募金運動です。岩手県では、1947(昭和22)年にカザリン台風等により大被害を受けたため運動を始めることができず、翌1948(昭和23)年から実施しました。
共同募金は、運動の前に市内の社会福祉施設や福祉活動を推進している団体からの助成申請を受け、あらかじめ使いみちの計画(助成計画)と計画の実施に必要な募金の目標額を決めてから募金を行う「計画募金」です。
助成計画や募金の目標額は、さまざまな福祉分野からの市民の代表者による運営委員会で立案し、岩手県共同募金会の理事会・評議員会で決定します。
共同募金は、10月1日から3月31日まで、全国一斉に行われます。この募金期間は、厚生労働大臣の告示によって決められています。歳末たすけあい募金も共同募金の一環で、12月に行われます。
みなさんが住む町内会・自治会を中心にご協力いただく募金活動です。
市内の法人・企業を中心にお願いする募金です。
募金ボランティアのみなさんと、市内の店舗等から協力をいただき、主に市内中心部の街頭で呼びかけをおこなう募金です。
市内の企業や団体、保育所の職場内で、社員や職員の方にご協力いただく募金です。
市内の小・中学校等に依頼し、児童生徒のみなさんからご協力いただく募金です。
寄付つき商品の販売や、各種イベント等による募金です。
赤い羽根共同募金の一部は、毎年「災害等発生準備金」として積み立てられ、大規模災害の発生時に災害ボランティアセンター等の設置・活動資金として活用されます。また、災害義援金・支援金の呼びかけを通し、被災地域のいち早い復旧に共同募金は役立てられています。
地域歳末たすけあいは、民生委員・児童委員や社会福祉協議会等が中心となり、市町村を単位に全国で行われる運動です。新たな年を迎える年末の時期に、誰もが孤立することなく、安心して暮らすことができる福祉のまちづくりへの幅広い理解と参加を図るものです。お寄せいただいた寄付金は、生活困難な方への激励金やシルバーサロン事業など、支援を必要としている人たちが安心して新年を迎えることができるよう様々な福祉活動に役立てます。
盛岡市共同募金委員会では、市民の皆様が共同募金を通して福祉に触れるきっかけづくりとして「共同募金出前講座」に取り組んでいます。
出前講座実施をご希望の方は、下記の要綱をご覧の上、盛岡市共同募金委員会までご相談ください。
盛岡市共同募金委員会
〒020-0886 盛岡市若園町2-2
電話:019-651-1000